Twitterを始めるべき、3つの理由を説明します。
「Twitterってマジですごい」最近このように思っています。
僕かて人並みの生活をしてきましたから、高校・大学とアカウントは持っていましたし、それなりにツウィートしたことだってありました。
でもいつからか「私生活の発信ばっかして、ただの馴れ合いやんけ。面倒くさ。」と辞めてしまったのでした。(友達少ないし)
遡ること1年前、元ZOZO社長の前澤さんが1億円を配る企画をしたときに、Twitterを再開しました。お金が欲しくて。
つい最近、一向にはてなブログのアクセスが伸びないことを受けて、そのアカウントでもって更新のお知らせをするようにしました。
そして、何の気なしにTwitterを徘徊してはじめて、僕は今まで愚かなことをしていたことに気づきました。
つまりは、今までこのメディアを活用できずにいたという機会損失は大きかったんではないか、ということでした。
- 専門的
- 連鎖的
- 経済的
それぞれ説明します。
「専門的」:
僕がTwitterを稼働させ始めたひとつの目的は「はてなブログ」への集客でした。どうしたら人が集まるかな?と。
そうしたらTwitterにはメディアを運営していて、しかもマーケティングを専門でやっている人がゴロゴロいたのです。
しかもそういう人たちが、惜しげもなく「マーケのコツは・・・」と知識を発信している。・・・アホかと思いました。
もう一つ、はてなブログの更新では「アイキャッチ画像」を毎回つけるのですが、なんとも味気のない画像よりかは人の目を惹くような画像がいいな、なんて思っていたんです。
それでパワポでちょっと工夫を凝らしてみて・・・なんてやっていたんですが。
Twitterには「#(ハッシュタグ)」で特定の話題についてつぶやく機能があるんですね!僕は「#シリョトレ」っていうタグを見つけてしまったんです。これはまさにパワポのセンスを向上させることに関し、つぶやきあっているものなんですが、「まさに知りたかったことじゃねえか」現実世界でつぶやきました。センス抜群のスライドがたくさん紹介されているんです。
「連鎖的」:
Twitterを徘徊していたら「リファラル」という言葉をちらほら見かけました。調べてみると「紹介、推薦」を意味する言葉のようです。
僕が興味のある人のTweetを見ていると、リツイートを使って他の人がつぶやいた同じカテゴリーのトピックに関してコメントしていたり。
僕が「やべえ、この人師匠にしよ。」と思った人が、師匠と仰ぐ人をタグ付けて「フォローしたほうがいいよ」なんて言っていたり。
つまり何が言いたいかというと、「入口の門をくぐったら瞬間から、動く歩道にのったうえで、どんどん自動ドアが開いていく」感覚です。
「経済的」:
最後は何といっても経済的であること。つまり、「無料(タダ)」なんです。
これだけ専門的な内容を、連鎖的に入手できるツールを、費用をかけずに利用できるんです。
「あなた、このステーキ、無料で好きなだけ食べていいわよ?」食べるでしょ、間違いなく。
以上を踏まえれて、使うことをためらう理由は、僕はないと思います。
少なくともやったことないって人は一度やってみる価値があると思います。
最後に、Twitterで有益な情報を発信しているひと(インフルエンサー)に対して思ったことを書きたいと思います。
まず、こうした人には、当然ながらたくさんのフォロワーがついていました。
多分、僕みたいな(言い方悪いですが)情報乞食がたくさんついているんだと思います。
すごいなと思ったのが、フォロワーをたくさんつけている人同士の横のつながりが形成されているんです。
えてして共通のトピックがある人たちなのですが、そうした人たちがメディアのうえで会話している。たぶん高尚なこと。
それを、観覧席からみられるです。なんなら会話に混じることもできる。すっごい価値のある事だと思いました。
あわせて、こうした人たちは、僕たち情報乞食のことを意識して会話をしているんです。常に還元性のあることを言う。
情報を提供する、という観点で出し惜しみがないんです。だから、僕は上述のメリットを存分に得られるわけですが。
こうした「還元」や「再現性」といった言葉(?)になろうかと思われることに前のめりで取り組んでいることに僕は衝撃を受けました。
この情報社会における重要性は「情報そのもの<情報発信力」という不等号がなりたつのかもしれない、と今更ながらに少しばかりの畏怖の念を感じるのでした。ま、いずれにせよTwitterはやってみる価値ありです!
タバコ お酒 女遊び。20代に始めて、そして20代のうちに辞めました。
2014年春、人よりも1年長く延長戦を謳歌した学生生活にようやく区切りをつけて、僕は社会人になりました。今年のように感染症も大流行していませんでしたから、桜咲き誇る駅からの道を、ワクワクともドキドキと、期待と不安が織り交ぜになった気持ちとともに、会社へと向かったことを今でも思い出そうと思えば思い出せます。
- タバコ
- お酒
- 女遊び
タバコは宴席でのパシリで「この千円でラッキーストライクよろしくな?おまえの分もいいぞ!」とご配慮(?)いただいたのがきっかけでした。学生時代は運動部に所属していたこともあり1本も吸わずだったのですが、最初はむせたりクラクラしたりしていました。でも、カッコよくラッキーストライク吸いたいよな・・。続けていると、気づいたら虜になっていました。唐揚げ(もしくは餃子でもよい)とビールとタバコの組み合わせが破滅的。業務中も眠気やどうにも集中できないときに喫煙所に行く。そうすると不思議と気持ちをリセットできるのでした。その後、ストレスを感じるようになって以降はストレス値に相関する形で、本数を加速度的に増やしていくのでした。
お酒も日常的に取り込むようになりました。しかも夜遅くまで。学生時代はオフシーズンの時にしか飲みませんでした。普段はもうお酒とプラトニックな関係でありまして、本当に儀式的な飲酒のみ。新歓と引退飲み、それと合コン。年間両手で数えるくらいの日数しか飲んでいなかったと思います。おそらく社会人1年目の1カ月で学生時代の飲酒量を超えたと思う。自身の労働の対価として得たお金、という感覚がマヒさせていた部分もあり、また、社会人としてのキラキラした生活へのあこがれも強くあったと思います。『華金』というワードに何か特殊なインスピレーションを感じ、何かと理由をつけて飲みにいき、カラオケ、キャバクラ、クラブ、タクシー帰りみたいな感じで。体はだるくてもそこに何か心地よさすら感じていました。こうして、飲酒量も日に日に増えていくのでした。
女遊びは「大人の男のたしなみだ」という感じから、社会人になってから達者な先輩同期に遊び方を教わりつつ、どっぷりはまっていきました。夜の飲みに行く場所は、銀座コリドー街、六本木クラブ、恵比寿横丁が定番コース。遊びに来ている女の子に不慣れながらも声をかけ、ワンナイトを狙ったものでした。玄人遊びはキャバクラで、刺激が欲しけりゃおっぱぶ、ソープみたいな感じ。Tinder、Pairsといったマッチングアプリに課金して、週末に昼から遊べる(ヤレる)人を探していた時もありました。総じて欲棒のままに、という感じだったと思います。一種の武勇伝をどれだけ作れるか、語れるかで男としての格が図られている風潮に対して、一矢報いようと、俺はこれだけやってんぜと、張り切っていたところもあるかもしれません。
こんな感じで社会人生活、新たな人生の楽しみ・喜びを知りつつ送っていたときに、ふと気づいたことがありました。
「あれ、お金がない」
女の子には当然のように食事もお酒も全額おごるし、なんなら真摯にお車代もつけちゃうし。嬢には指名をプレゼント。夜遅くまで遊びまわり、タクシー帰りは当たり前。朝が辛いからタクシー出勤も癖になり、当然仕事で頭が回らないからタバコも進む進む。「はあ疲れたぜ、飲みに行くか」で夜の街へ出発です。
こうして螺旋階段を上か下かはわからないですがまわりにまわった結果、借金200万円ができあがっていました。消費者金融には手を出しませんでしたが、リボルビングやキャッシングの類は枠いっぱいに一通りやって、キャッシュフローがまわらないときは、最初はカードで現金錬金術をしていたけど、最後は1~2カ月返済をまってもらうこともありました。もうほとんど首が回らず「じゃあ次、(首)吊るか?保険でるだろ?」と迫られている気になったものでした。
こうなって初めて、僕は「タバコ お酒 女遊び」を辞めようと決めました。
そして、そこから2年間、僕はこれらほとんどを断ち切り、借金もつい先日完済しました。2年間。ここで失った時間は小さくないですね。
- タバコもお酒もコミュニケーションのツールであり、これ自体を目的にしてはいけなかった。
- 女遊びで一時的な快楽は満たせても、将来を考えるような相手を見つけることはできなかった。
- 自分の将来に対する計画性に欠け、自身への投資ではなく投機に近いお金の使い方だった。
いつからか「タバコを吸うこと」「お酒を飲むこと」なしには生活ができない、そんな錯覚すら覚えるようになっていました。タバコミニケーション、飲みニケーションなんて言葉があるように、本当の価値は人との関係を築くことにあったんだろうな、と今は思います。
女遊びで出会う女の子に対して僕はどこかで「しょうもない女」と思っていました。僕自身がそうであるように、一時的な満足や欲望、楽しさを求めているだけの短絡的な人なんだろうって。だから、どうしてもそこで出会った人との将来を考えることができなかったです。結局、その場だけ。
そして、全て投機的なお金の使い方でした。ポジティブに「遊びを知ることも大切だ、そこで得ることもあるでしょ」と言ってくれる人もいるかもしれませんが、その目的からすればお金を投じ過ぎた、ということだと思います。将来的なプランを描き切れなかった、反省ばかりが残ります。傷つけた人も中にはいました。ごめんなさい。ここにも後悔が残ります。
絞りに絞った2年間はお金を使わなくても楽しめることが色々あるんだと気づかされました。セイユで食材を買って料理することも楽しい。だんだん美味しくなっている気がしました。ブックオフで本を漁る、毎回新しい発見があって楽しい。知らない世界の地図が拡げられていく感じがします。飲みの時間が勉強の時間になりました。今更ながら英語をしっかり身に着けたいと思っています。タバコで鼻がバカになっていたみたいで、辞めてから食事がおいしいです。それに、草や花、雨も、そういえばこんな匂いしたなあ、って身の周りを改めて認識できるようになりました。
不思議と、こうしたことのほうが生きている感じがしています。当時は、返済予定と口座残高ばかりを気にして、生きた心地がしなかった。正直。
欲しいものを手に入れようとして、大きな借金を抱えました。この借金を返していく中で、また新しい発見がありました。
人生、紆余曲折あるといいますが、「ああ、あれがあったから・・・」と、人生を終える時にこの回り道を一つの語り草にできたらいいな、と思います。
僕が20代で始めて、そして、辞めたこと。それは「タバコ お酒 女遊び」でした。人生は、今のところまだ、続けています。
M&Aと男選びは似ているって話。
突然ですが、企業買収、いわゆるM&Aを行う際のプロセスにおいては、必ず「企業価値算定」が行われます。いわば買収価額の妥当性の検証のようなもので、投じる金額が合理的に最適であることの検証をこの企業価値を測ることを通じて行うわけです。いまやファンドや商社に限らず、多くの企業で事業規模の拡大を至上命題として取り組んでいるなか、多くの投資資金が飛び交っていますが、失敗しない投資を行うためにもその投資対価の検証を行うことは重要と思われます。大金ははたいて買収した企業がポンコツだった、なんてことは悲しいですからね。(とはいえ、しばしばそういった事例もありますが)
- 簿価純資産法
- マルチプル法
- DCF法(Discounted Cash Flow)
M&Aにおける企業価値の手法に一通り目を通してもらったうえで、改めて僕が日本中の女子たちにリコメンドしたことがあります。それは「男選びもM&Aと同じだよ」っていうことです。
企業買収は会社同士の結婚だ、なんて評されることもありますが、男選びで失敗続き、そんな乙女にこそ、企業価値算定の方法をもってして、男選びをしてもらいたいものです。まず、大前提にあるものは「男に求めるものは経済力」というところになります。(よろしいですね?)そのうえで、上でご紹介した3つの手法をどのように男選びで活用するか、次でご紹介したいと思います。
- 簿価純資産法:彼の資産・負債の状況をみるべし。
- マルチプル法:彼のお勤め先の業界・業態から、経済力を推し量るべし。
- DCF法:彼の将来性を見積もったうえで、現在、それに投じる価値があるか検討するべし。
簿価純資産法は、もうシンプルに彼の資産構成に切り込む方法です。預貯金や不動産は、彼の資産となります。一方で、キャッシングやリボ払い、住宅ローンは負債ですね。これらの差額が簿価純資産、つまりは彼の資産(投資)価値となります。
マルチプル法は、彼の業種や業態から、彼の経済力を推定するものです。例えば、一般に高収入とされるお医者様、弁護士様なら間違いなく一定程度の経済力を見込めます。次点で、民間ではありながら銀行、商社であれば高収入といえるかもしれません。外資であればレバレッジが効きますね。
DCF法は、彼の将来性を経済計算に折り込む手法となります。かけだしの芸人・バンドマンではあるものの、将来絶対にデビューする。日系企業だから初任給は安いけど年功序列で稼ぎは増え続ける。起業したばかりで今は儲けはないけど、時流をつかんだ事業だから必ず成功する。そうした将来性を反映できるのはDCF法ならではですね。
これら手法を駆使して、ぜひ男の将来性(経済性)を測ってもらいたいと思います。企業買収と異なり、男性に対して実際に対価を払うわけではありません。しかしながら、一定程度の定量的見積りをもとに、複数名の男性を比較検討することは、あなたにとって有益になるものだろうと信じます。事業経営と異なる点は、一般に結婚は”一度きり”なこと。企業経営においては不採算事業からの撤退は常に選択肢の一つとして挙げることができますが、結婚における撤退は、現時点では世間的な風当たりがあまりよろしくありません。最良のパートナーとともに、事業経営さながら最高の家庭を営んでもらうためにも、やはりこういった視座も取り入れていただきたいものです。
最後となりますが、M&Aにおいては「のれん(超過収益力)」という考えが存在します。これは企業買収において、その企業の将来性に期待して、買収対価を企業の純資産価額より多く投じることによって生じる差額部分についてを指しています。つまり、100の純資産しかない会社に対して、将来性を見込んで150の資金を投じた結果、50の「のれん」が生じるという感じです。
そしてこの「のれん」は、当初見込んでいた将来性の前提が崩れた瞬間に「減損」というかたちで損失として顕現することになります。買収当時に期待していた儲ける力がなくなってしまったということですね。最近ニュースでソフトバンクや総合商社が軒並み「減損で…~」といっているのは、この会計上の処理によるものです。
今回オススメしたやり方のうち、DCF法は将来性を多いに反映することのできる価値算定の方法となります。したがい、男性に大きな期待をかけている女性においてはコチラの手法を活用すればイイと思います。しかし、その前提の確からしさ、客観性の担保、これらを怠った場合、あなたが見積もりではじき出した男性の「のれん」が「減損」してしまうかもしれない、このリスクについて十分に注意いただきたいです。これを念押しするかたちで締めくくりにしたいと思います。
文化が戦略を食う|『WORK RULES!』
社畜の歴を着々と重ね、この4月で早くも7年目を迎えようとしています。いわゆる日系企業に勤めるなかで、良くも悪くも伝統的な会社の側面を多く目の当たりにしてきました。たとえば、年功序列、意思決定にかかる労力(いわゆる社内稟議)、社内政治、紙文化、そして現場の作業感。これらが機能してきて今日の僕たちがある、このことは否定しません。ただ、一種の閉そく感を感じるこれらの項目に対して、これからの未来、変化が激しいVUCAだなんて言われる世界で、果たして継続的存続が図れるのか。ここに対して一抹の不安を感じざるを得ないのです。
「企業文化を確立する」これは僕が3年くらい前から思っている、この一抹の不安を払拭できるのではないか、と期待している方法です。
先に挙げた項目の悪しき側面は、意思決定の遅さ、これは職務権限が下におりていないこと、に起因するものと思います。何かしらの意思決定をするには定型的な手続きを必ず経なければならない。たとえば役職者や社内会議体での決議です。ですから、何かを推し進めたいと思うとき、これら手続きを円滑に進めるための政治的根回しが有効な手段となるわけです。また、結局現場における決定権・裁量というのは限定的であり、意見具申したところで突き放された経験をした人も多いかもしれないですが、結局できないのなら考えない、その結果としての「作業化」が進んでしまうと考えます。ときに「作業化」は効率化の意味で用いられることもあるかもしれませんが、ここでの意味合いは悪い側面、業務の本質を捉えるであったり、改善・改良に対するモチベーションがない、無感情の手続きを捉えて使っています。
このような悪しき側面は、つまるところ、人間的感情でとても理解はできるのですが、例えば、「新人にすべての情報・権限を与えるのは危険である。なぜなら、経験の絶対値が私よりもずっと少ないのだから。」という考えが根底にあると思うのです。だから、一定のプロセスを経ることにより、この危険性に対するヘッジをしていると。だけど、これは「経験が少ない=できない」という絶対的前提があり、これを疑おうとしないことにひとつの問題があると思うのです。そして、本当の問題とは、「できない」ではなく「方向性」にあると僕は考えるのです。
これを例えるなら、「空腹感を満たす手段」として「食材を購入して料理をする」「お金を払って食事を提供してもらう」「他のことをして紛らわす」ここら辺がぱっと浮かぶかと思います。ただ、他にも「ただ食い」「盗み食い」といった選択肢がないわけでもありません。しかしこれらが浮かばないのはここに人間的倫理観や道徳があるからです。
これは極端な例ですが、企業活動においても同様の暗黙知の「倫理や道徳」があると思います。そして、言葉にはせずとも、これに反することが危険であり、これは経験でしか裏打ちされない、このように思っているのではにでしょうか。だから、今の体制で補完しているのだ、と。
僕は、「企業文化」がこの前提を崩すと考えています。文化とは「共通のマインド・目指すべきところ」で、これを明確にすることが、業務遂行におけるボラティリティを少なくすると考えるのです。これすなわち、上で触れた”危険”をミニマイズすることになりますから、結果、権限の棚卸しも遂行されると思っています。
ときたま、「宗教的である」と批判的立場をとる人がいますが、僕はこれは違うと思います。宗教的と捉える人の多くは、すべての人が一種の共通的異端思考に支配されているカルト的宗派を念頭に置いていると思います。しかし、僕が考える「企業文化」は決して個人の思考を「支配しない」状態にあります。ですからカルトとは違う。あくまで企業体としての目指すべき方向感を示す、そしてそれがすべての階層で共通認識として存在している状態です。企業文化、その企業体としての倫理・道徳はゴールしか指し示しませんから、時にそのやり方でもめることはあるかもしれません。ただ、それはプロセスの「改善」の過程としては健全であり、そもそも全否定から入る現状よりかは前向きであると僕は考えています。そして、この回転を回すことがこれからの世界においてはとても有効かつ不可欠ではないかと、そのように思うのです。
「企業文化、そんなのどこでもあるでしょう」、このような批判も上がってくるだろうと思います。会社の社是や企業理念、といった形式で掲げている、と。僕の問題意識は、それはあくまで掲げているだけであって、社内浸透していない、というところにあります。常日頃より思考の根底をなす存在でなければ、それはただの”お化粧に過ぎない”と思うのです。
以上より、冒頭の「閉そく感の払拭」に対しては企業文化の確立、権限の移行、情報の共有により解決が図れると僕は信じています。これらはひとつをとって部分最適を図っても意味がない、3つが同時になされて初めて効果が出てくるものだと思います。僕もいつか、これら改変をなせる立場になったなら 、強い意志と信念をもって断行したい、そのように思っているのですが、きっとそれを成すためには、社内的な根回しと稟議が必要なんだろうな...。
最後に、Googleの人事制度に関しての著書『WORK RULES!』の一文を引用して終わりにしたいと思います。
”高い透明性の利点は、何が起きているかを全社員が知っていることだ。これは些細なことに思えるかもしれないが、そうではない。大きな組織は、無駄な仕事をするグループを知らず知らずのうちに抱え、資源を浪費していることが多い。情報を共有していれば、さまざまなグループの目的の違いを全社員が理解できるので、社内の対立が避けられる。このアプローチに逆行するのは、社内の対立をあおり、各チームにかかわる情報を見えにくくする会社だ。”
楽天経済圏入門編#2~楽天銀行口座の開設~
楽天経済圏での活動では「楽天カード」が必要です、と先日書きましたが、もう一つ必要となるのが「楽天銀行口座」のようです。楽天経済圏におけるベネフィットは何といっても「ポイント還元」にあるようなのですが、どうも楽天銀行口座をもっていることがポイント還元を加速させるらしい。(ようわからんし。もう銀行口座あるし。何個も持っててもしかたない。)と思いましたが、結論開設に費用が発生しない(無料)であるを理由に自分を納得させました。ポイント還元が加速する秘密もようわからんけどあとあと知識も追いつくやろ...。これもポイ活(ポイントを稼ぐ活動のことらしいです)の一環やで...。って。
楽天銀行HPによると口座の開設のステップは次の通りのようでした。
- 口座開設の申込み
- 本人特定事項の確認
- 初期設定して利用開始
そのあと、本人特定事項の確認ということで、アプリで運転免許証と健康保険証の写真を送付しました。ここまで、途中の思考停止を含めても所要時間はだいたい20分くらいでした。意外とサクサクでした。いまは、楽天銀行側での開設手続き中です。無事開設されることを祈ります。
楽天経済圏入門編#1~楽天カードの申し込み~
楽天経済圏のベネフィットを享受するためには「楽天カード」の入手が必要らしいです。詳しくはわからんですが、楽天カードをもっていると色々とはかどるらしい。タダだしとりあえずやってみて、失敗したら引き返そう。そんな精神でもって、さっそく楽天カードの発行に取り掛かったところ、いくつか種類があるらしい。ややこしいやんけ…。
結論から言うと、消去法的に「楽天カード」での開設に決めました。背景は次の通りです。
まず、初期投資はしない、という観点から、年会費のかかる「ゴールド」と「プレミアム」は対象から外しました。よくよく調べると、あとあと切り替えることで得られるポイントもあるとのことで、初手からここを選ぶのは得策ではないと思われたことも理由のひとつです。
次に、「楽天PINKカード」ですが、これは「楽天カード」のピンク色、それ以外に大きな違いはなさそうでした。楽天として相当に女性層を取り込みたかったのかもしれないですが、僕には残念ながら響きませんでした。そして、ピンク色に惹かれる女性ってそんなにいるのかね?!
最後に、「楽天銀行カード」ですが、こちらは楽天銀行のキャッシュカードの機能も兼ねるようです。楽天銀行口座の開設は視野にいれていたけど、現時点で保有していないこと、そして、「中長期的に経済圏で躍進を図るうえではカードランクを上げていきたい」という野心があるなかで、楽天銀行カードではそれがかなわない(=ゴールド、プレミアムになれない)ことから対象から外しました。
なお、カード会社の選択では「Mastercard」にしました。
もともとエポスカードでVISAを保有していたこともありまして、会社が被らず、かつ、VISAと並んで使用範囲が広そうなMasterで、という浅い理由です。ほかにもJCBやアメックスも選択できるようだから、ここは好みになるかとも思います。会社によってカードの絵柄を選べたり選べなかったりするみたいで、この観点ではJCBが一番絵柄数が多そうでした。また、2020年4月12日時点で無料でアメックスカードを持てるのは楽天だけ(!?)でもあるようです。
そんなこんなで楽天カードの申請が完了しました。審査を経て手元にカードが届くのは1~2週間後とのこと。手元に届いて初めて経済圏での活動が始まるわけです。(どきどき)...まさか、審査で落ちるとかあるまいな?!