しゃちほこファイナンス

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【男の色気】女もイチコロ、漢の極上トリートメント3つ【非モテ必見】

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”モテたい。”

多くの日本男児、否、日本モテない男児が抱える共通認識であろうかと思う。「人類の半分はメスなんだから、○○君もすぐに彼女できるよ~~」なんていう気休め的な慰め言葉に逆に傷つく。「なぜ、確率論的には50%なのに、俺には彼女ができないのだろうか?」と。俺たち傷ついた戦士は、迷走と妄想と煩悩のなかで行き場を失っている。ゆえに需要過多ともいえるマーケット状況にありながら、個別契約に至らないのだ。

そこで、そんな傷を癒すべく、そして、多くのメスを引き付けるべく、今の俺たちに必要なトリートメントが何であるのか、考えてみたい。

 最低限度の清潔感「お肌」のトリートメント

 

女子か!というツッコミが入るかもしれないが、やはり見た目の清潔感は大事だ。著名な研究家が結論として導き出した『メラビアンの法則』によれば人の印象は視覚情報によるところが55%にも及ぶとのこと。つまり、話の内容といった言語情報、話のトーンといった聴覚情報なんて二の次で、まずは「見た目」ということらしい。

拙者、先週の雪の日に、誠に僭越ながらお食事会(合コン)に参上賜った。「雪の日だし、電車も止まっておろう。ハハハ、しかたないから戦場横の宿舎にでもご一緒するか」と息巻いておったのだが、卓につき乾杯したタイミングで唇が避け、ハイボールが一瞬で梅干しサワーへと様変わりした。(一杯目はビールでは?という議論は後日…)

その瞬間、(雪の影響もあってと思うが)卓が凍り付いた(と、少なくとも拙者は感じた)。『何唇切ってるのキモ…』『唐揚げ食べる口小さくない?かばい過ぎわら』『てか、なんか食事中に唇の皮食べてない…?』と聞こえる気がした。人間になりたいベムの気持ちがわかった気がした。

冬場の乾燥厳しい季節である。毎年この時期はいちご大福よろしく赤らめたお肌に乾燥による白い粉を顔面にまぶしている。その結果が先日のこの惨状。当日は同じ餅でもつきたてのうるち米のようなぴちぴち肌のベビーフェイス男子が「肌キレイ~~」と頬を叩かれながら戦場横の宿舎に消えていったのは言うまでもない。一生モチついとけ!

故、本論に戻るが、人は見た目が大切なのだ。人の見た目は顔だ。したがって肌環境は「最低限」整えるべきなのだ。拙者は翌日より化粧水とニベアクリームによるダブルパックを励行しており、以降、赤ちゃんと同質といっても過言ではない質のフェイススキンを維持している。(この乾燥の季節に!)

 

野生的な魅力「筋肉」のトリートメント

 

さて、幸いなことに我々人類の先人たちが幾多の試行錯誤を重ねてきた結果、今日の我々を取り巻く環境は誠に文明的と言える。かつてはパパと息子が命懸けでマンモス狩りをして今晩の娘の誕生日に出したであろうステーキ肉を用意していた。今日ではアメリカで生産されたお肉が船に乗せられ太平洋を渡り、気づいたら近くの肉のハナマサにおいてある。「娘のためにステーキ肉用意して!」と言われた父もしくは息子も、命を懸ける必要はない。近場のハナマサに行けばよいのだ。(母と男どもの間における主従関係による命の危険については触れないでおく)

したがい、かつての時代のように日常生活で肉体的な能力を発揮することが少なくなり、ともなって(おそらく)筋肉量も減ってきていると思う。これが時流であり「草食系男子」であったり「細マッチョ」といったワードもそんな時世を反映している。

しかしだ。ここで一つの不変の真理に触れておきたい。「女の子はマッチョが好き」ということ。これはDNAレベルで本能に植え込まれている。しかたがないのだ。いくら社会が発展し流行り廃りがあったとしても、この点は未来永劫変わることはない。

「内面が大切なの。」多くの女子が言う言葉であるが、これは理性による発言だ。「浮気されたくない」「優しいひとがいい」等、そりゃそうだ。そこに異を唱えることはしない。だが、理性の対局にある「野生」を隠すことはできないだろう。今の時代も「筋肉」=「強い」「包容力」「男らしい」というイメージがあるのは、人類という種別が存在する以上、生物として廃れることのないステータスなのだ。この心理に気づいてしまった以上、鍛えるよりほかないだろう。

 

結局はこれ?「自信」のトリートメント

 

清潔感、野生力を身に着けたからといってモテることはできない。ギリシャ闘技場でいえば、武器屋で剣と盾を買い揃え、飯屋でたらふくエネルギーを蓄えたに過ぎない。結局のところ、女性という相手との実践経験が必要なのだ。戦わずして自身の戦闘能力は高まらない、ということなのだと思う。

先日近くの本屋でぶらついていたところ気づいたら『「男の色気」のつくり方』なる本を手に取っていた。無意識で欠伸をしたり、きれいな女の人のお尻を追いかけていたことはあれど、本屋で手に取っていたことは今まで皆無。ゆえに相当の驚きをともなったが、そこに記載の印象に残ったフレーズを引用したい。(あいまいな記憶に基づくためあくまでニュアンスであることご容赦願いたい。)

 

男子諸君。男の色気を醸し出すうえで「野生の女」は最高のトリートメントだ。さぁ、夜の世界に飛び立つのだ!!

 

もっと堅牢な文章であったかもしれない。ただ、そのフレーズを読んだ瞬間は電撃が走った。「「そうか、家にいてお肌と筋肉を可愛がっているだけじゃダメなんだ!」」それからというもの頭に天使とも悪魔ともわからぬ小童が住み着き、ずっと引用節と同じようなことを囁いてくる。ここ数日間だ。

半ば半狂乱に陥っていたのだろう。結果として先週末はザギンの300BARなるお店でハイボール片手に、野生の女性を相手にハイファイブを繰り広げていた。一人でだ。不審者だ。結果がロースコアであった、いなノースコアであったことは言うまでもない。

 

おわりに

狂おしいほどにモテたいと思う、そんな傷ついた男子に対するトリートメントとは何かについて考えた。結果、病的なまでに取りつかれている自身の姿が露呈され、いまは恥ずかしく、近くのお寺にでも厄払いに行こうかと考えている。しかしながら、やはり「実践」による「自信」の醸成は不可欠だ。結局のところ、お肌・筋肉だけじゃあ何も始まらない。野生の世界に狩りにでなければいけないのかもしれない。ザギン、ギロッポン、各所に野生の女は歩いている。最寄り駅も狩場になりうるかもしれない。さあ、狩りの時間だ。最低限の武器はそろったはずだ。文明社会とは言え、男子たるもの野生の狩人の血は流れているのだ。命を懸けて狩りに向かおうじゃないか。

 

「男の色気」のつくり方

「男の色気」のつくり方

 

 

以  上