しゃちほこファイナンス

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【厳選3曲】失恋時に立ち直るためのうた。

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失恋の経験は多くの諸氏に共通してあるものかと思う。各人が失恋のたびに落ち込み、悲しみ、涙してきたものと想像するが、並行して立ち直りの術を経験則の中から編み出しているのではないだろうか。

私自身も数少ない恋愛経験のなかで「脱失恋ステータス」を目的とした対処術をいくつか見つけてきた。その中の一つが「しっとりと恋愛ソングに聴きびたる」というものである。自身の心理状況は恋愛という状況から抜け出しを図っているわけだが、そこをあえて恋愛に引き戻す変態的対処策。

ドエム的な側面もあるものの、人間心理に準ずれば涙することは一種のストレス発散であり、恋愛ソングへの没落からはい出したその顔は、晴れ晴れとしていること間違いない。今回はそんな没落ソングを厳選して3曲紹介したい。

 

 フレンズ「NIGHT TOWN」

 
フレンズ「NIGHT TOWN」

 「東京の夜は寒いね、って二人月明かり照らされ…」から始まるこの曲。冷え切った寒い夜がまるで倦怠期の二人の状況を思わせる。その間には見えない壁があり、縮めようにも縮まらない、薄くて深いこの隔たりは気づいたらずいぶん長いことあったような気がしている。「…あきらめず距離を縮めようと、がんばってみても届かないよ…」壁がある状況を望んでいるわけじゃない。昔のように戻りたい。けれど、もうこの状況を打開する策は思いつかない…。

 中島みゆき「糸」

 
糸 - 中島みゆき

 いわずと知れた名曲。めぐり逢い、運命、タイミング、すべてがそろって付き合ってきたのに結局のところ違うものだったのだ。そんな回想を展開している中、「縦の糸はあなた、横の糸はあたし、織りなす布はいつか誰かを暖めうるかもしれない」というフレーズがとどめを刺してくる。僕たちの布はなんだかほつれちゃったね。いったん今まで織り込んできた布を糸にもどそっか。

HY「366日」

 
366日 - HY

 「赤い糸」のテーマ曲。多くの人が涙した名曲として知らぬ人はいないかと思われる。「それでもいい、それでもいい」と自身に暗示をかけてきた最後の数カ月。どんなに一方通行な恋であっても、付き合っているというステータスが大事だし…。でも…、結局のところ、そんな状況で心が満たされるわけはなく、独りよがりの恋はうまくいかないのだと結果的に思う。

終わりに

 気づいたら目を真っ赤にはらし、でも不思議と心は晴れているものだ。「やまない雨はない」のだ。心の雨雲が厚いなら、雨を降らしてしまえばよい。晴れた心で前に進めばいいじゃない。という、変態的立ち直り術。右も左も前も後ろも、八方ふさがりの状況 にある諸氏においては一度一案として検討いただきたい。

ただし、男性諸氏にあたっては、その口から「失恋」なんて一言が漏れた暁には「女々しい男の子」認定間違いなしである。母性本能はくすぐられない。引かれるだけである。また、親しい間柄であっても、油断大敵だ。「失恋 立ち直る 方法 男」なんていう検索ワードの履歴は即時削除をオススメする。いずれも筆者の経験談に基づくアドバイスである。

 

以  上